地元北海道ではそんなに珍しくも高くもない魚です。が、こちらの市場に入荷してくることはめったにないので、ほとんど知られていないのではないでしょうか?
トウカツ
今日は航空便で鮮度の良いものが入って来ました!
2020-10-26 キュウリウオを買いました!
キュウリウオの特徴といえば何と言ってもその香り
同じキュウリウオ目のワカサギやアユも、この「ウリ系」の香りがします。とはいっても近づいてよーく嗅いだら「あ~いい香りがするなぁ~」くらい。
トウカツ
それに比べキュウリウオはさすがキュウリウオ目の親玉。市場に並んだそばを通るだけで強烈に胡瓜の香り!見てなくてもそれと気づくほど。
※古い文献ではアユはサケ目アユ科となっていますが、1994年にキュウリウオ目がサケ目から独立しています。
この香りを大好きな方もいれば苦手な方もいます。胡瓜そのものを嫌いな方は毛嫌いするでしょうが、加熱調理するとこの香りはこの魚独特の風味に変化。ほとんど気にならなくなります。
キュウリウオのおすすめの食べ方
トウカツ
結論から言いますと、ウロコだけとって腹は開けずに丸々塩焼きにし、アツアツのうちに食べるのが一番美味しい!今回のキュウリウオには白子も入っていました。
昔一夜干しを作ったことがあります。旨味が凝縮して美味しくなると思いきや・・・「なんか違う」まずくはないが特に美味しくもない。
塩焼きしたものも、翌日に冷めたものを食べると全く美味しくなくなってしまいます!
水分飛ばしたらダメなんですね
この水分の中に風味やらなんやらが含まれいているのでしょうか。
丸焼きをアツアツで食べた時に感じたふんわりとした食感や、上品な旨味・風味が全部なくなってしまった感じになります。
トウカツ
こんなに美味しい魚がこんなに安いのはこのせいかもしれませんね。水分を保てるように料理するフライや天ぷらもおすすめです。ただしアツアツを食べるに限る!
まとめ
- 地元ではk500円くらいで売られているようです。そんなに珍しい魚でもないし、高級魚でもない。こちらでは非常に珍しいし話題性もあるので多少高くても買ってOK。k1000~なら妥当。
- 料理は「身に水分を保つ」ことを意識すればOK。塩で水分を抜いたり、加熱してからずいぶん時間がたったものはNGです。
- 丸々塩焼きがおすすめですが、ほんの少し塩を強めに味付して焼くとちょうどいい感じ。
コメント
たらほっぺ。
確かにおいしいと思います。タラを一尾で買えば食べられるけれど、今は一尾では買えないですね。でも、食べてみたいですね。
昔、北洋の海でタラ漁をした時は、タラの頭を落として、背開きにして、冷凍しました。底曳き漁でも獲れたけれど、延縄の漁で、たくさん獲れました。ベーリング海でのことです。タラ 腹いっぱい食いてえ―。